110話 短気はソン気

念のため言っておくと全然大した理由ではない

ここから8巻です。まだ初期の作品なわけですが、10巻未満の中では8巻は全然記憶に残ってないです。それには理由があるんですが、長くなるのでその話はそのうち。

タタミの読んでた「ユーモア小説傑作集」の中身が気になる

あさりは踏切で遮断機がなかなか上がらない事にイライラ。電車がまだ見えてないからと、遮断機をくぐって渡ろうとし、あわや死にかけます。家ではママが怒り、タタミはからかいます。あさりは日頃から短気なので気を長く持つようにしろ、と言われますがあさりはフラストレーションが溜まります。

タタミはトイレで小説を読んでて、あさりが早くしてくれとせかしますが、タタミが喧嘩を売るような事を言ってあさりは耐えかねてトイレのドアを破壊。ママに怒られますが、待ってる人間がいるのに、トイレで本を読むのもダメだと思いますね。これは短気がどうとかそういう問題なのか?私が小さい時住んでた家は、トイレに物を置くスペースが結構あって、父の新聞やら兄の少年サンデーやらが置いてあって結構読んでましたが、大人になってからはやりたいと思わなくなりました。今はトイレにスマホを持って入る人も多いみたいですが。

面白くないとかじゃなく「思い出せない」

気を長くするということは、忍耐につながるんです。人間しんぼうです。忍耐力のない人間はカスですっ!

と、ママがあさりに大それた事を言いますが、ラストにあさりがそこまで言うなら、と全てを超スローペースで行ったところママが

人間はね、グズグズしてるとバカになりますよっ!!

と、激怒。とりあえずママもカスって事でいいんでしょうか?

今回は「短気」という事にスポットを当てた話です。オチは何となく想像が付きましたが、1話から読んでる人間としては、ママやタタミもあさりの事が言えるほど気長で忍耐力がある人間には到底見えませんけども(てことはタタミもカス?)。
中盤、ママのした事にあさりが怒って、あさりがママの尻に噛みつくという珍しい絵を見る事ができます。

私も決して気が長い方ではないので、今回の話はなかなか耳が痛い。私もカスなんですかね(しつこい?)。

冒頭にも言いましたが、単行本の最初の話にも関わらず、やっぱりそんなに覚えてないですね。今後も8巻はレビューしながら思い出すという感じになりそうです。


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