8巻2話目にしてママネタ
あさりとタタミはママと買い物中、子供服のお店でマネキンが着ている服をママにねだります。が、高いからダメだと一蹴。タタミとあさりが、お友達の誕生日パーティーに二人一緒に招待されてるから着ていきたいんだと涙ながらに訴えると、
ママがぬってあげます。そうすればうんと安あがりだわ。
というママの言葉を聞いて、あさりとタタミは
パーティーいけないっ!!
と二人で号泣した上に、家ではママが服を縫えるか二人で賭けをしようとし、二人とも「縫えない」に賭け、それじゃ賭けにならん!と喧嘩。この二人なかなかひどくない?
新手の拷問か
ママは何としてでも作る!と頑張って進めていきます。で、寸法の調節にあさりとタタミに仮縫いまで終わった状態で着させて、まち針で調整するんですが、ここであさりとタタミは地獄を見ます。
新たなママの欠点
101話でママが音痴だという事が初めてわかったわけですが、どうも裁縫も下手らしいです。それでも一度はドレスを完成させたようで、ショーウインドウで見ただけで完コピとは結構すごいと思います。あさりとタタミがどれだけママの裁縫の腕前を信用していないのかがわかる描写があって、仮縫いを着た時のあさりは
ちゃんと洋服になってる!
と言い放ち、ママから殴られてましたが、こと裁縫に関してはどれだけ失礼なことを言ってもいい、という空気があるんでしょうか。
101話ではあさり達に歌声をディスられ、すっかり自信喪失してましたが、今回は下手なのに根拠のない自信を持ってるようで、やる気満々でしたね。
初期ではとりわけ浜野家でのママの権力が絶対なところがあるんですが、こういうダメなところが出てきてあさり達に突っ込まれるのがママネタの面白いところですが、今回も例にもれず、といったところです。
二人が欲しがってたドレスなんですが、子供心ながらに当時は可愛いと思いながら見てました。久しぶりに見ましたが、今見ても古臭さは感じないです。買ったらいくら位になるのかしら‥、と今ではこれまたママ目線で見てしまいます。買った方が安上がりだとママは言ってましたが、生地代と、何より労力や時間を考えると、安上がりとは言えない気がします。