122話 あさりのお見合い

今まで全く語られてなかった

あさりが、ママから「明日はお見合いよ」と凄まじく急な話を振られます。

ママによると

ママね、大学時代にお友だちと約束したの。男の子と女の子が生まれたら結婚させよう‥って。そのお友だちがあしたこの町へくるのよ。もちろん男の子つれて。

子供の知らないところでいろいろ話が進んでいたようです。相手はあさりと同い年だそう。

プロジェクト見合い

あさりはママから上品な振る舞いをするように、と指導されます。ママは、相手は大金持ちで婚約成立したら1億のダイヤをくれる約束をしてる、と言います。ママが一生懸命になるのもこういった理由があるからなのでした。その話を聞いてタタミも食いつきます。見合い云々というよりダイヤの奪い合いになってきました。

見合い当日の様子はラストの1ページだけ

で、当日男の子が来たわけですが、出ました、「どっちもやだ」

「ぼく、松田聖子みたいのがいいんだ。あんなブタきらいだ。」

子供とは言え面と向かってこんな事を言うとは、普段甘やかされてるんでしょうか。この後すぐそそくさと帰ってましたが、ママとお友達との間の友情に亀裂が入った事でしょう。

というわけで、ママがそんな約束をしてたなんて初耳でしたが、これが最初で最後になるであろうエピソードです。我が家も男子が二人いて、昔からの友人で女の子がいる友達もいるので、自分に置き換えて小学生で見合い、というのを想像しましたが、無いな。

1億円のダイヤという言葉が出て来ましたが、ハリーウィンストンとかのやつでしょうか。億単位のダイヤの指輪ってハリウッド女優なんかで実際に身につけてる人たちもいるようです。写真で見ましたが、「世界が違うな」と思ったと同時に、ここまでデカイともう綺麗なのか何だかよくわからないというのが正直な感想でした(そう思うのはやはり庶民だからなのか)。

次回で8巻はラストになります。


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