131話 真心プレゼント

ママへのプレゼントはこれが初めて

母の日ネタです。父の日は2話で出てましたが、母の日は今回が初です。2話でもあさりは金欠であるが故に、パパへのプレゼントを買うため、金策に走りますが、今回も無一文というわけではないですがあまりお金がありません。少ないお金で何とかプレゼントを買おうとするあさりに思わぬ疑いがかけられてしまいます。

カーネーションを切った犯人は?

あさりとタタミは割り勘で2500円のエプロンをお店で買おうとします。が、あさりの所持金は300円しかなく、2200円をタタミに出させようとし、タタミブチギレ。怒ったタタミが自分一人で買うから、あさりは一人で用意しろと言います。

タタミが帰宅すると、ママが泣きながら走ってきます。話によると、ママが大事に育てていた庭のカーネーションが3本も切られてる、とのこと。とても大事だったようでかなりの落ち込みようです。するとあさりがニコニコしながらママにカーネーション3本を差し出し、母の日のプレゼントだと言います。その瞬間、ママはあさりに対して氷のような眼差し。ママとタタミの中で、あさりはカーネーションを切った犯人に決定です。あさりが違うと言っても信じてくれず、あさりも怒ります。で、最後のページで秒で潔白が証明されます。最後のコマでカーネーションを切った犯人(?)がさりげなく出てるのが、なんかいいですね。結構可愛いので読んで確かめて頂きたいところです。

思わず電卓で計算してしまった

結果的には潔白が証明されてましたが、二人して犯人扱いする時点でやっぱりかわいそうではないでしょうか。切られたカーネーションとあさりの買ったカーネーションが本数も同じで、よりによってこのタイミングで切られるというお約束感。64話でもあさりに対する信頼がベースになってる話があったわけですが、こちらはバッドエンドだったので、それに比べればまだ今回の方が汚名返上できたという事でマシかもしれないな、という感想です。それにしてもあさりは浜野家で最年少ですが、暴力意外にもなかなかヘビーな扱いを受けてますね。

今回、あさりとタタミがプレゼントを買うにあたり、外で待ち合わせをするシーンがあります。あさりの方が早く着いて、15分も待たされてイライラし、「1分待たされるごとに30円せしめてやる」と決意するんですが、タタミが着いた際18分30秒待たされますが、あさりは算数の計算ができません。ノートと鉛筆で一生懸命計算しようとしてるあさりが結構面白かったです。


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