136話 あさりドール

アンティークの西洋人形ってちょっと怖くない?

タタミの部屋に可愛い人形が飾ってあり、あさりが貸して欲しいと言い手に取り、秒で壊します。予想を遥かに超える早さで壊しましたね。

タタミによるとアンヌマリーちゃんというその人形は、お友達が転校する時にお別れにくれた大切な人形なんだとの事。タタミはあさりを許さず、「責任を取らせる」という名目であさりを人形として部屋に置きます。そんな責任の取らせ方で本当に気が済むのか?

最初から読んでる読者にとってはお約束すぎる流れ

その後はお決まり「人形はそんなことしない」などとして、あさりに普段通りの行動をさせないようにします。最後のオチも大体予想通りです。
タタミは61話でも「亀はそんなことしない」と言ってあさりをからかってましたが、今回もほぼやってることは同じですね。

それでタタミの気が済むのなら

あさりに人形をやらせる、というもはや何がしたいのかよくわからない責任の取らせ方です。結果的に転校したお友達からの連絡であさりは救われるわけですが、こんなことをあさりにやらせるタタミもなかなか暇ですね。今回もページ数は少なめで、「いつも通り」といった感じの話です。

兄弟や姉妹で、上の子のものを下の子が使いたがり、親が「貸してやれ」と言い、しぶしぶ使わせて即行壊す、というのは幾度となく身の回りでも見てきたパターンですが、姉や兄の立場の人間からすると理不尽極まりないでしょうね。まあ私は妹なので壊す方でしたけど。


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