絵の宿題はちゃんとやるらしい
あさりが家で絵を描いています。タタミがその絵を見て、怪獣の絵を描いているのだと思い、上手だと褒めますが、あさりは
「かいじゅうじゃないよ。おねえちゃんなの。」
と、涼しい顔で答えます。怒るタタミの横でママも上手だと褒めますが、タタミは怒って絵を破きます。あさりは宿題なのに酷い、廊下に立たされると泣きます。1コマ目からあさりが描いたとされるタタミの絵が出てますが、上手い事は上手いです。が、歯は全てキバで、手の先は全て尖っていて爪も鋭く、確かに結構人間離れしてます。
もはや写生とはいえない
結局タタミがモデルになり、絵を描き直す事に。タタミに嘘を描くなと言われるもそっくりに描くと破かれる‥というのを繰り返し、原型を留めてない美少女に描いてようやく認めてもらいます。が、あさりは納得いかずその絵を破きます。さすがのあさりも良心の呵責を感じたようです。
オマージュ、というわけではないけれど
結局タタミはモデルになるのを拒否するんですが、最終的に学校の人間に恥をさらす羽目になります。59話で、タタミはあさりにモデルをさせて絵を描いてましたが、その時の最後のコマと今回の最後のコマ、絵的にかなり似てます。ある意味今回は59話の時に対するあさりの逆襲のようにも思える回でした。
今回はあさりが描いた絵がちょいちょい出てましたが、結構絵が上手い、という事がわかります。本編とは関係ないスペースにあさりがパパ、ママ、タタミの絵を描いてるシーンが出てるんですが、なぜか全員「みんなのたあ坊」みたいな顔してます。個人的にはこれはこれで結構好きです。