145話 夏休みは温泉へ

確かに真夏に行く場所としてはどうかと

あさり「どうしてうちだけ温泉なの〜っ。」

と、露天風呂の中からあさりが泣き喚くところから始まります。夏休み真っ只中に、海や避暑地や海外ではなく、温泉という場所に連れて来られたのがあさりもタタミも不満でならない、というのが今回の話です。それに対しママは温泉につかりながら気持ちいい、と満足げ。

タタミ「温泉につかって喜んでるのは、年寄りだけよね。」
あさり「そうだそうだ」

の会話にママは何が言いたいのか、と二人に問うとこの反応

風呂で何をやってるのか

最近はさすがにそんな旅館なさそうだが

部屋に戻り、テレビを見ようとするもNHKしかチャンネルがない、という環境。再び文句を言うあさりとタタミ対温泉だって良い場所だというママという構図。ママはあさりとタタミの心の貧しさに思わず涙します。

個人的には評価の高い回

好きです、この回。あさりとタタミが二人して大人がやる事に対して冷めた目で茶々を入れる、というパターンは毎回ハズレがないと思っていて(個人的な趣味ですが)、今回もまさにそれ。無表情で二人でプラカードを持つ(しかも温泉で)というママへの突っ込み方も面白い。それに対してママから制裁が下されますが、あさりとタタミによると「ママは最近やさしくなった」そうなんですが、その根拠がビンタが往復ではなく片道になったからならしいですが、こういったやり取りを見てると「あさりとタタミって何気に仲良いよな」と思えたりします。
こういう類の話は結局ママありきなんで、やはりママ好きだから評価が高くなってるのかもしれないですが。ページ数は短いですが、満足度の高い回でした。

で、一度も登場してないけど、パパは留守番か?


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