178話 書き初めと国語の勉強

しかも笑顔で書いている

季節は巡ってお正月です。扉絵のあさりは綺麗な着物を着てますが、汚い字で「タタミのあほたれ」って書いてますね。

節子を彷彿させる姿に

お正月、あさりとタタミは着物を着せてもらいたくてママのもとへ走っていきます。が、二人が着させられたのは晴れ着ではなくモンペ。あさり達が文句を言いますが、ママは二人に「書き初めをしろ」と命じます。着物が汚れないようにとモンペを着させた、というわけです。汚れてもいい服も正月仕様にしてるってことでしょうか。

ママからは、ちゃんと書き初めしないとお年玉なし!という二人が最も恐れる脅し文句を言い、二人とも渋々書き初めをします。が、当然墨を使って喧嘩に発展したりといつも通りの展開になるわけですが、あさりの漢字力の無さが思わぬ方向のオチにつながります。

普通は「元気」とか「青空」とかじゃないの?

浜野家は毎年お正月は着物を着る風習があるようですね。あさり達も女の子ですしこれは嬉しいでしょう。ママは自分で着付けも出来るようですし、何気にポテンシャルの高い主婦ですね。
お正月ネタと言えば「お年玉なし!」みたいなオチが一番ありがちだと思うんですが、今回はそれと真逆と言えるようなオチなのは珍しい。しかしタタミがあさりに頑張って漢字を教え込んでますが、タタミの何が一体そうさせたのか謎です。
どうでもいいですが、今回の話の中で、猪があさりの後ろを通過してる絵があったので、この時の干支は亥だったようですね。

この回を読みながら思い出したんですが、以前、実家で私や兄の小学生時代のものを整理したとき、兄が習字で書いたものが出て来ました。

本人も「何故こんな事を書いたか覚えていない」そう。一周回ってこのセンスはありなのか。


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