ドブスではなく、ほどよいブス
前回からの続きです。
あさりとタタミは悪魔の国に送り込まれるなり、スクブスという名の魔女養成学校の教師と出会います。あさりがその名を聞いてすぐ、スクブスの「ブス」というところだけ強調したため、ビンタをされます。この漫画はちょいちょい美女が出てきましたが、このスクブス、確かにブスです。
魔女の学校、というとこういうイメージだろう、と言うタタミ。
貧困なイメージですが
対してスクブスに連れて行かれた学校
学校法人て
学校で魔女になるべくここで色々学ぶ二人。
もともと目的はそこだったし
タタミはスクブスに、そろそろ金や宝石の作り方を知りたい、と言います。するとスクブスが、それにはブロッケン山というところに行かなければならないが、危険すぎるから無理だ、と色々説明してくれていたにも関わらず、二人は話を全く聞かずに勝手にブロッケン山へ向かいます。そこであさりが武器や鎧を身につけるんですが、その姿がなかなか決まってます。ていうか改めて、この時期のあさりの頭身、デカ!
あさりは沢山の魔物と戦い、ようやく目的を果たせそうになった矢先、ブロッケン山が崩れて地震が起き、気づくと二人は元の世界に戻っていました。正確に言うと、前回登場した使い魔が、あさり達があまりにひどい生徒なので地震のどさくさで戻したのでした。
最後はお決まりで、元の世界では魔法を使う事が出来ず二人は落胆というオチ。しかし一番不幸なのはあさりからの誕生日プレゼントに消しゴム2個しかもらえなかったいばらじゃないかと思うんですが。
ホグワーツ魔法魔術学校とはかけ離れている
あさりとタタミが二人で異空間に行く、というものだったわけですが、35話であさり達が宇宙に行く、という回がありましたが、今回もちょっとその感じに似てるかなと思いました。大長編とはいってもそんなにボリュームもないですし。35話も二人が金目当てで行動してましたが、今回も魔女になろうとする動機は見事に同じ。ママやパパが全然登場してないので、ページがいつもより多くてもスペシャル感が少ないのはそのせいかなと思ったり。それでも35話の超初期に比べるとさらに画力も上がってますし、テンポも良いです。もともといばらの誕生日プレゼントが事の発端だったわけですが、最後にちゃんとオチもありましたし。
個人的に一番面白かったのはやはり魔女学校のビジュアルでしょうか。私が浪人中通ってた予備校を彷彿させます。
次回から13巻です。