189話 たなばたと願いごと

そういえばそんなイベントもあったな、と思ってしまった

最近はコロナ騒ぎでイベント事が自粛になってますが、そういえば来月七夕だったな、と記事を書きながら思いました。62話以来の七夕ネタですが、今回は願い事の方にスポットがあてられてます。

一つでも叶ったら逆にすごい

あさりのクラスで「明日は七夕ね」といばら達が盛り上がっています。あさりも話を振られますが、あさりは「あんなくだらないことはやらない」と答えます。その理由は、去年願い事を書いたけど、誰一人叶わなかったから、という思わずいばらも呆れるもの。

具体的にどんな願い事をしたのか、という話なんですが

パパ「ボーナスが去年の三倍でますように。」
ママ「目じりのしわがとれますように。」
タタミ「もっと足が長くなれますように。」
あさり「テストが全部百点とれますように。」

無謀すぎてどこから突っ込めばいいのかわかりません。これらの願い事が全然叶わなかったというタタミからのツッコミがあるんですが、特にママに対しての

タタミ「ママのしわが、とれたか!?とれるどころか、ふえるいっぽう。」

これは地雷では?

最終的に今年は高望みせず、もっと叶いそうな願い事にして七夕をやろう、という事になったんですが、四人の願い事はさらに高望みのものになっている、というオチです。

パパは基本仕事の願い事らしい

浜野家は七夕をドラゴンボールの神龍だと思ってるんでしょうか。しかも「家族の健康」とかじゃなく徹頭徹尾己の欲望のことだけですね。
それぞれの願い事を見ていると、普段あさり達がどんな事を考えているのか、という事がよくわかります。漫画で描ききれないところまで見える気がして面白かったです。特にパパは出番が少ないので、こういった内面がわかる回は貴重かも。最後に書かれてるより無謀な願い事は是非実際読んで確かめていただきたいです。

62話ではタタミのクズぶりが全面に出ていた七夕ネタでしたが、あの時から見るとタタミ、なんだか大人になりましたね。


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