今だに健在のおしおきらしい
172話以来の通知表ネタです。往復ビンタとさかさはりつけという言葉も久しぶりに出てきますが、いつぶりでしょか。
タタミが下がったのは体育と図工(あとは全て5と思われる)
あさりは通知表が上がっていて、神田先生の前で
あさり「うれしいなっ、これで往復ビンタもさかさはりつけもされずにすむ。」
と喜び、神田先生はそれを聞いて青ざめます。普通の人ならこういう反応でしょうね。
で、タタミの方が今回は意外にも下がっていたため、あさりはタタミもママから往復ビンタとさかさはりつけの刑がある事を期待しますが全くお咎め無しだったため、あさりは「不公平だ!」と怒る、というのが今回の話です。
パパ、いい父親ですね
あさりが怒るのは当然ですね。読者はあさりがママから往復ビンタやらのおしおきを受けてるのをずっと見てきてるわけですが、「タタミはこういった刑を受けることはないの?」という疑問を持ってる人もいるでしょう。出来の悪いあさりが日常的にママからのおしおきを受けてるわけですが、「それって正しいの?」って話でもあります。終盤にパパが登場して強い口調でママに対して、成績がわるかったらぶつというママの教育方針はおかしい!と怒っていますが、まさしくこの回を読んだ読者の多くもあさりの味方になってたんじゃないでしょうか。ママの体罰についてはこれまで描かれてきませんでしたが、結構踏み込んだ話だと思います。ま、この漫画でママの体罰が完全に無くなったら「普通のママ」になってしまうんですけどね。
色々意見がある回だと思いながらも、この漫画の往復ビンタとさかさはりつけという言葉に妙な魅力を感じてしまってる私です。