214話 すきすきお子様ランチ

美味かどうかが問題じゃ無いメニュー

お子様ランチが冒頭に出てきます。子供が産まれて思いましたが、お子様ランチのビジュアルって、時代が変わってもほとんど変わってないですね。

ステーキは一体何円位だったのか

あさり、タタミ、ママの三人は街に出ていてお昼を食べようとレストランの前でショーケースを見ながらどれを食べようか、と話しています。ショーケースにはお子様ランチがありました。あさりは一つ先のレストランがいい、といいますがその理由が「運動会ランチ」なるものがあるからというもの。

ハタの分だけ値段が上乗せされてるんだとしたら親としてはやってられん。

タタミに幼稚だとバカにされてると、偶然いばらがあさり達の近くにいました。

いばら「あらいやあだ。このレストランお子様ランチがあるのう。今時こんなものたべる子いるのかしら。ああ、小さい子が食べるのね、きっと。」

四年生とは思えぬ言葉遣い。あさりの姿に気づき、偶然ねといばらが話しかけてきて何を食べるのかと聞いてきます。それまでお子様ランチと騒いでいたあさりの返事。

あさり「特上のサーロインステーキよ。」

大馬鹿ものです。
あさりの見栄で想定外の出費になり、その日のあさりの夕飯は大根めしでした。
あさりは、いばらのせい!と完全なる逆恨みをするという流れになりますが、いばら、何もしてないし。

大根めしと言えば「おしん」ということで

お子様ランチのハタにこだわるあさりの幼稚さがテーマになってるわけですが、いばらを絡ませたことにより、話に広がりが出てますね。お子様ランチからの「いばらを殴ってやる!」という流れになるんですが、最後の方はもうハタがどうだとかそういうのは全く関係なくなってます。運動会ランチとか大根めしとかキャッチーなものも色々出てきて面白かったです。

で、その大根めしを出された際、あさりがおしんのコスプレをしてるんですが、1983年から84年まで放送されていたそうなので、この話が描かれた時ちょうどブーム真っ只中だったと思われます。さんごママは罰にトレンドも取り入れるのね、なんて思いました。


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