241話 やさしいセーラ

結構ひどい頭痛のようだ

ママがあさりとタタミに、優しさを要求します。その対象は他ならぬママです。今回はママが体調不良という事もあり、怒っていてもいつも程の鉄拳制裁は見られません。

セーラをいじめる中心人物の事です

ママが元気なくため息をつく様子を見て、タタミはどうしたのかと聞くと「頭が痛い」という返事。頭痛で動けなくなってるママを尻目に出かけようとするあさりとタタミに向かってママは「具合が悪いんだからいたわろうというやさしい気持ちがあんた達にはないのか!」と怒ります。タタミはそれを聞き、やさしい子、というと「小公女セーラ」のような女の子になってほしいという事よね?と言うと、ママは「よくわかってる」と言います。すかさずあさり

あさり「じゃ、ママはミンチン女史だ。」

タタミにボコられます。

ママを本気で怒らせるわけにはいかない、という事であさりとタタミ二人でママへのいたわりを開始します。

そういえば実写ドラマ化もしてたね

やさしい=小公女セーラ、というこういう図式にしたことは、オチを見れば納得です。あさりとタタミがママに薬を用意したりおかゆを作ったりするわけですが、どんな状況になるかはある程度想像がつくんではないでしょうか。二人が看病を頑張ってる姿よりも、そこに行き着くまでのやり取り(上述したあさりのセリフとか)の方が面白かったです。しかしママが体調不良の際にあのセリフを言えるあさりはやさしさとかそれ以前に色々問題がある気がします。

小公女セーラという作品が出て来ますが、私と同世代の人はその昔放送されていた「世界名作劇場」というアニメで見ていた人も多いんじゃないでしょうか。このアニメ最後まで私も見ましたが、セーラのいじめられ方はまあすごかったですね。評価は色々あるんでしょうが、このアニメシリーズはいい仕事をしてくれてたと思います。最近は少子化も影響してかこういった番組が減ってしまい残念ですね。久しぶりに見たいですが、大人になった今となっては、中盤のいじめ満載のところは飛ばしてしまいそうです。

ねずみが出てくるところはちょっとホッコリ


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