あさりには特に非があるわけじゃないよ
まだ新年明けて間もない時期のようです。お年玉の話なんですが、意外にも今まで出て来たことなかったですね。で、初回であるこの話はあさりのお年玉が狙われる、という内容です。
ジャイアニズムってやつですね
タタミはもらったお年玉を並べて「今年はお年玉が少ない」と自分の部屋で不満を漏らします。そこにあさりが通りかかり、「無題遣いしないように預かってあげる」という子供騙しなセリフを言い、あさりのお年玉を奪おうとします。さすがのあさりも断固拒否。かくしてタタミとあさりのお年玉をめぐる攻防戦が始まりました。
「ネコババ」という言葉を元にして、タタミが猫の姿になってるところが描かれてるんですが、目つきは猫というよりハイエナ。さらにタタミの心の内が描かれてるんですが、猫の姿のタタミが
「あさりのものはわたしのもの わたしのものはわたしのもの♫」
と、ニャンニャン言いながら踊ってる姿。良きかな。
家の中でも詐欺が存在するとか心が休まらない
あさましきタタミ、ってとこでしょうか。この話を読んで、外歩いてる時に詐欺に注意するように呼びかけるポスターがあったんですが「詐欺であり、絶対にお金を預けてはいけません」て一文があったのを思い出しました。タタミがやろうとしてたのも、「預かってあげる」→「自分のものにする」って魂胆なのは火を見るよりも明らかなので、詐欺認定していいでしょうか。
ちなみになんですが、あさりとタタミが追いかけっこしてるシーンが出てるんですが、あさりが走る姿は「ダダダーッ」に対してタタミは「ボテボテボテ」。二人の足の速さの違いを効果音で表してるんでしょうが、今回はタタミがオーバーオールを着てるせいか何かやけに太って見えました。