帰宅してすぐ被ってたものは全て脱ぎ捨てたよ
よく会社のバーベキューとかに家族を連れてくる、という話を聞きますが今回はそういった類の話です。子供が生まれる前に一度だけ夫の会社の集まりに参加した事がありますが、猫を何枚も被るという方向で過ごしました(それで乗り切ったつもりだが)。
立食ってあんまりがっつり食べられない気もするけどね
パパの会社では社長さんの新年パーティーが行われますが、同伴者は1名まで可ということで、一昨年はタタミ、去年はあさりを連れて行きました。立食パーティーで豪華な料理が出るのであさりとタタミは「今年は自分が行く!」とお互い譲りません。しかしパパは去年も一昨年も「地獄を見た」と言い、あさりもタタミも連れて行きたくないのです。
パパの言う地獄とは、あさりもタタミも豪華な料理を目の前にして完全に理性を無くした事。あさりに至ってはお酒を飲み、会場で暴れてものを壊しまくるという文字通りの地獄。これに対し
タタミ「い〜じゃない、子どもらしくて」(しらっ)
パパ「パパはちっともよくないの!」(くわっ)
というやりとり。自分の行動に「子どもらしい」という言葉を使うあたりがそもそも子どもらしくないんだが。
最終的にママが行く、という事で決着が着きます。あさりもタタミも涙。
タタミ「しかたない。あきらめよう、あさり。」
あさり「‥ウン。”実力”からいっても、ママにはかなわない。」
実力?
夕飯作らなくて良くなるからね
最後にママがパーティー会場でひたすらお料理を折詰にして持ち帰ろうとする様子(夕飯のおかずにするらしい)が出て終わるんですが、その様子を社長直々に「ユニーク」と伝えられたパパの気持ち、お察しします。
この年になって読み返すと、ママがパーティー会場で取ってた行動って「やりたくなるのもわかる」と思ってしまったんですが(実行には移さないが)同じ世代の主婦なら同調してくれると信じています。
にしても今回はパパに対してはお気の毒としか言えないような内容でしたね。全体を通して面白かったけど。三年連続で社長の前で恥かいたわけですが、社長にはかなり印象付けられたと思うよ(慰めになってない)。