美味しくいただきましたよ
あさりとタタミが結婚式に出席します。一昨年友達の結婚式の二次会で景品つきのゲームが行われたんですが、見事当選しました。当たったものは北海道産の毛蟹だったんですが、「道民が当てちゃダメなやつ」というツッコミがありました。
あれだけ自分の顔に悩んでおきながらこの行動とか(269話参照)
パパが会社の部下に仲人を頼まれました。パパ、ママ、あさり、タタミは結婚式に出席する事に。ママも仲人を一度やってみたかったと張り切り、あさりとタタミも新しいドレスをこさえてもらえるとあり大喜び。しかし浮かれる女三人とは対照的に、パパはスピーチを原稿なしでとちらないようにするため夜な夜な特訓の日々。
結婚式当日。ジューンブライドとあって、他にも沢山の花嫁さんがいました。披露宴が始まる前、あさりとタタミは他の花嫁さん達の見た目に点数を付けるというゲス極まりない行為をしていました。そしてこの行動が後にあさりとタタミの首を締める事になります。
こういう顔の人普通にいると思うんだけど、どうだろう?
前半が結婚式を迎えるまで、後半は結婚式場の様子といった構成になっていますね。
前半は本当は仲人を引き受けたくなかったパパと結婚式が楽しみでならない女達、という図式。スピーチを暗記してない事を「脳が老化してる」「小学生の時に掛け算の九九が暗記出来なかったタイプでしょ?」「あさりにまでバカにされてる」と、畳み掛けるように攻撃される様はこの家庭内の力関係が如実に表現されてます。しかしパパ、さすがに悔しかったようですな。
前半も面白いんですが、後半の方はさらに見どころ多しです。あさりとタタミが花嫁さん達に点数をつけてやりたい放題やっていると、貶された花嫁さん達全員で「0点」と書かれた巨大な岩をあさり達に投げるシーンは「そりゃそうだ」と。で、その後とりわけ醜い花嫁さんの事をあさりとタタミは懲りずに本人の前で「マイナス百点!!」といい放つクソガキぶりを発揮。そしてこの行動がオチにつながるというわけです。
家や学校以外でのあさりとタタミの悪ガキぶりが描かれてるわけですが、ママや学校の友達以外の人間からの制裁が見られるのでやはりこういうは面白い。
最終的にあさりとタタミは楽しみにしていた結婚式で酷い目に遭い、あさりは「あの新郎新婦は根暗だからすぐ別れる」という見解を示してましたが、似た物同士、意外とうまくいくんじゃないか?
どうでもいいですがあさり達がブサイクとディスっていたこの花嫁、何かどこかで見たような顔の気もするんですよね。