300話 よいこにしま〜す

子供からするとそんなに興味ない

「これで300話か」と思いましたが、特別変わった話ではないです。あさりとタタミがよそのお宅で良い子に出来るのか、という回です。私もあさりやタタミ位の時、よく母親のお呼ばれに付いて行ったな、と思いました。しかし母とどんな間柄だったのかとか今となっては全く思い出せません。ていうか母自身ももう殆ど記憶にないかと思います。

逆に一体普段どれだけ行儀が悪いのかと

あさり、タタミ、ママと三人でママの知り合いと思われる家にお邪魔させてもらう事に。ママは家に入る前、お行儀良くするようにねと二人に念を押します。ママは心配しますが、家に入った瞬間から、二人はきちんとした挨拶をしたり靴を揃えたりと非常に行儀良く振る舞います。ママは心の中で思わず感涙。
実はあさりとタタミはお小遣いアップを狙い、前日の夜二人で練習していたのです。ママもすっかり二人を見直し、このままうまく行くかと思いきや、あさりがトイレに入ったことで事態が急変します。

何がすごいって自分の家じゃないからね

ネタバレになっちゃいますが、あさりとタタミは何とよそ様のお宅のトイレのドアを二人で破壊。当然全て台無し、というオチなわけですが、小学生二人が素手と蹴りで息の合ったタイミングでドアを破壊する様は圧巻です。全体を通して笑えるところは少ないですが、この破壊シーンだけでもう充分です。

あさりとタタミがママから行儀良くするように圧力をかけられる話ってことですぐに思い出したのが15話のディナーパーティーの回。何はなくとも「コロッケとみそ汁で‥」という名シーンが生み出された回だったわけですが、今回のドア破壊シーンもなかなかのもんですね。
久しぶりに15話を読みたくなったのでこの後1巻を引っ張り出してこようと思います。


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