305話 塩田少女!?

少なくとも普段の生活で使う言葉ではない

今回も季節は夏です。タイトルにある「塩田」という言葉はこの話で初めて知ったと記憶してます。しかしこの言葉、覚えてから今まで一度も自分の口から発した事が無い事に今気づきました。

「塗ると汗をかかない」と言う謳い文句は薬事法にも引っかかりそうだが

夏の暑い日、あさりは汗がダラダラ。不快な思いをしていると、家のチャイムが鳴ります。現れた女性はあさりの姿を見て「汗をかいて気持ち悪いでしょう?」と言い、言葉巧みに「汗どめクリーム」なるものを売りつけます。あさりはママの財布のお金を使い即購入。あさりは早速身体中にそのクリームを塗りますが、汗の塩分が固まり、あさりは全身塩まみれになります。

ママが登場し、あさりは怒られます。そしてこのクリーム、値段はまさかの7,000円。

食事には使え無いよね?

クリームを売りつけられるまではあさりが汗が不快で仕方ない様子が描かれていて、あさりは髪の毛をズラのように全て外して頭の汗を拭く事ができたらどんなにいいかとイライラします。以前、花粉症で目が痒くて眼球を目から取って洗いたい、と言ってた人がいたんですが、そのセリフ聞いて真っ先に「あさりみたいな事言ってる」と思ってしまいました。

そしてセールスレディが登場してクリームを買うわけですが、勝手にこんなインチキ商品を買った上にこの額を払うとか、ママじゃなくても怒りたくなります。とりあえず塗ったら汗の塩分が固まるだけとか、かなりやばそうな商品です。しかも使ってしまってるのでクーリングオフも出来なそうだし。

最終的に塩田の如く体にクリームを塗りながらあさりの体から塩を生産していくわけですが、初めて読んだ時から思ってたんですが、この塩、一体何に使うの?


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