307話 太平洋ひとりぼっち

1巻に収録されてます

今回もこれまた夏です。これまで散々海に行きたいとか水着が欲しい、と言ったセリフが出てきましたが、ようやく海水浴に来てる話が出てきた感がありますね。まあ12話で海水浴は一度出てるんですけど。

海に来てはしゃいでた自分の幼少期を思い出しました

浜野家は四人で海水浴に来ています。あさりは一人でボートに乗りますが、居眠りしてしまいます。目が覚めると、陸が見えずあさりは真っ青になり、このままはサメの餌になるかミイラになるかどちらかだ!とボートで一人騒ぎ続けます。

あさりは冒頭から海に来た事が嬉しくて仕方がない様子なんですが、

「わおきゃ〜っ、海だ〜っ。」

からの

「わきゃきゃ、きゃきゃ〜っ。」

と海の中で騒ぎ、

「うきゃ、うきゃっ。」

と、スイカ割り。あさり語録使いまくりのエンジョイぶりです。

で、あさりはボートで漂流‥という流れですが当然の如くあさりの勘違いで終わります。タタミはそんなあさりの様子を見ながら

「この暑いのにぼうしもかぶらずにいるから、おミソが蒸発したんじゃないの?」

と、これまたザ・タタミの言い回しで終わります。

あさりに言わせると「海で読書するなんてタコ」らしい

海でもやっぱりあさりクオリティってとこでしょうか。まあ目が覚めた時に見渡す限り海しかないって状況になったら誰でも焦るでしょうけどね。あさりはサメを怖がってるんですが、あなたの母と姉はサメと死闘を繰り広げた事があるって知ってる(147話②参照)?

ちなみにタタミはあさりが海ではしゃいでる間、読書をしてたようなんですが「小学生で海に来て読書するってタタミはやっぱり大人だな」と一瞬思ったんですが、カナヅチだったね、そういえば。


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