廊下でスカタン帽の方が堪えるのでは
あさりの足の速さにクローズアップした回です。冒頭で宿題を忘れた罰として校庭十周走らされてますが、本人が全く苦になってる様子がないのでもはや罰とは言えないでしょう。
なぜ不細工をそこまで憎むのか
あさりは学校の陸上部の男子から学校対抗のリレー大会に出て欲しい、と言われます。しかしあさりはそれを拒否。
拒否した理由は至って単純です。リレー大会に出てほしいと言ってきた男の子が超絶不細工だったから。あさりはこの男の子に向かって
「わたしはブサイクな男が大っきらいだ。陸上部なんかしったことか、うせろっ!」
と、手厳しいどころじゃない言葉。しかしあさりの面食いさが仇になり、男の子のトラップ(かなり巧妙なもの)にかかってしまい結局リレーに出る流れに。この男の子も必死なようです。
私、神田先生がわからない
ここからリレー大会に出る描写が出てオチに繋がるのかと思いきや、後半に「リレー大会は男子だけ」ということがわかります。あさりが問い詰めると男の子は顔色ひとつ変えずに
「うん そ〜なんだ男だけ。男になって走ってくれ。」
「走ってくれ」じゃねーよ、とツッコミを入れたくなるが、まさかの神田先生まで後押しして出ることになるという展開。神田先生の基準では男装して大会に出場はOKなのか?
タタミも面食いだしやはり姉妹だな
全体を通して「起承転結」の「転」が二つある感のある話で読み応えがあって楽しかったです。いばらや神田先生以外の学校の固定キャラがまだいない時期の話なので、こういったポッと出の生徒がちょくちょく出るわけですが、結構好きなんですよね。
しかしここまで男を見た目で判断することができるのはある意味すごいと思うが、このまま成長すると色んな意味で苦労すると思うぞ。