インスタにあげるとしたら「#お家美容」とかか?
久しぶりのママネタです。冒頭、あさりが学校から帰宅すると、ママはリビングでぜい肉を取る電動のローラーに足を乗せています。子供が学校から帰ってくる時にこんな状態で家で過ごせるママはやっぱり私の憧れです。
待たされているお友達も気の毒だ
あさりは学校から帰宅してすぐママに、洋服のボタンが取れてるから着たまま付けて欲しいと頼みます。ボタンを付けたらすぐ遊びに行くつもりでいるのでお友達を外で待たせています。しかし不器用なママは時間がかかってしまい、あさりをいら立たせます。
ママが不器用なせいであさりはお腹に針を刺されて苦しみます。そこへタタミが帰宅。
タタミ「ただいま〜 あら、あさりあんたまた悪さしたの。」
あさり「悪さ?」
タタミ「だって”はらに針つきさしの刑”をうけてるじゃない。」
と、ケケケと笑うタタミ。カチンとくるママ。
直後にタタミ、尻に針を刺され「うおおおお」と悶絶。
タタミの横には
「しりに針つきさしの刑」
と、刑罰の名称も記されています。
この流れ、最高すぎです。
ママ好きとしてこの巻を推します
「しりに針つきさしの刑」を読めるだけでも25巻を買う価値あると思います。
何度見ても声出して笑うくらい好きです。
しかし実はあさりが腹に、タタミが尻に針を刺されるというのはこれが初めてではありません。というのはママが裁縫に奮闘する話は111話で既に描かれており、その作中であさりとタタミは件の仕打ちを経験済みなのです。
111話の内容は、ママが不器用であるにも関わらずドレス作りというハードルの高い作業をノリノリでやるというもの。それに対し今回はボタン付けというハードルの低い作業ながら、ママが苦手意識丸出しでやるという内容。「ママと裁縫」というテーマは共通しているものの、描き方が全く違います。そう考えるとママのモチベーションに関係なく腹や尻に針を刺される運命のあさりとタタミは不幸としか言いようがありません。
そんなあさりとタタミの様子の描き方一つ取っても、111話よりも今回の方が断然面白いです。
というわけでまだ全てのレビューは終わってませんが、25巻、おすすめですよ。