ママはそれでも行かせたいようだ
何が何でも塾に行かせたいママと、断固拒否のあさりとのやり取りが書かれてます。あさりが初めて塾に行ったのが3話だったんですが、この話でも塾に行ったところで成績が上がってた様子はありませんでした。
「行けば成績が上がる」という単純なものではないと思うが
ママはあさりを塾に行かせるためにある本を読んで研究をしました。その研究をもとに高校受験の時に備えて今から塾に行くべきだと追い詰めるママと、何とかして行かずに済むように言い訳を考えるあさりの戦いが繰り広げられます。
とりあえずもう大人しく塾に行け
今回ママが研究した本のタイトルとは「いやがる子どもを塾にいかせる方法」。
何の捻りもない上に、表紙では虐待じみた事をしている母親のイラストが逆に清々しい。
ママはこの本を読んで相当研究したらしく、あさりをじわじわと追い詰めます。ママとあさりに頭脳戦です。しかしあさりは発言するたびに墓穴を掘るという無惨な状況に。
この話を読むとママがあさりにどれだけ塾に行かせたいのかがわかりますね。そこで買ったのがこの本なんでしょう。今の時代に置き換えるとアマゾンのレビューで絶賛されていたからこの本にした、という感じでしょうか。
オチではこの本に書かれてる一文が抜粋されています。これを読むだけでも書き手が責任を放棄してる感が出まくりなので、私ならレビューは星一つかも。