あらすじ
あさりはタンスの上に置いてある本を取ろうとし、足元のバランスを崩して椅子から落下。その時に頭を強く打ってしまいその場に倒れてしまいます。と、そこへタタミが現れて心配そうにあさりを見ていました。するとあさりはタタミに思いきり頭突き。タタミも一緒に倒れてしまいます。あさりとタタミは気づくと子供の地獄とされる「さいの河原」に来ていました。
時代にそぐわないって事でもう無しでいいじゃん
さいの河原に着くと鬼が待ち構えていて、あさりとタタミに「早く河原で石を積め」と言います。一メートルの高さに石を積めた子供は天国に行くことができるというのです。しかし頑張って積んだ石を鬼に壊されて‥のエンドレス。さらに鬼は反抗的な態度を取る子供には容赦無く暴力を振るいます。
親より早く死んだ親不孝な子供達って事でそんな目に遭わされてるそうですがもうこのブラックすぎる制度は撤廃して欲しいものです。
久しぶりに単行本読みたくなった
この話で32巻は終わりです。恒例のページ長めの異世界もので単行本の締めというパターン。
私自身はさいの河原というものの存在をこの話で知りました。ちゃんとギャグはあるもののこんな悲しい場所があるのね‥という印象が強くて。かつ鬼に対して「ひでえやつだな」という思ったり(だって鬼だもの)。どうでもいいですが鬼がロン毛の三つ編みで、「コータロー まかりとおる!」の主人公をどうしても思い出してしまいます。
少年マガジンで連載してました。
ちなみにこの作品なんですが、絵柄が古いです(12、3巻辺りの絵?)。過去に描いた作品を何かのきっかけで単行本に掲載する事になったのでしょうか。
次回から33巻に入ります。