551話 あさりの前世は

34巻

あらすじ

あさりの周りでは前世占いがちょっとしたブームに。帆立市でも前世占いをしてくれる占い師がいるとのことで、あさりとタタミは二人で占ってもらうことにしました。

鑑定料は何円だったのだろうか

まずはタタミが占ってもらいます。占い師はまず「江戸の街並みが見える」と口にします。そこからさらに鑑定を続けた結果、タタミは「金かしのむかいの家にすむふつうの町娘」という結果が。タタミは「普通なんてつまんない」とガッカリ。

続いてあさり。「大理石の宮殿が見える」と聞いたあさりは「貴族のお姫様!」と大喜び。しかし鑑定はまだ続きます。タタミの時と違ってなかなか鑑定結果が出ない模様。あさりは鑑定が進むにつれてどんどんテンションが下がっていきます。最終的に占い師が結果を言おうとしたところ、「言ったら代金は払わない!」と激怒し、占いの結果は聞かずに終えるという始末。今まできっとそんなお客さんいなかったでしょうね。

あさりも現世の方がマシかと思われる

ネタバレになるのであさりの前世が何だったのかは書きませんが、「人間じゃなかった」とだけ。

あさりが期待するようなお姫様とかではないことは予想はしてたものの、ここまで本人が嫌がるものにしたかと。タタミでさえ普通の町娘って結果だったのでそう考えるとあさりはさらに前世のランク(てあるのかな?)が下がるのは納得。まあでも人間じゃないとは言え、虫とかではなく哺乳類だっただけまだ良かったじゃん(フォローになってない)?
しかしタタミ様が普通の町娘から学校一の秀才に転生できたのは沢山徳を積んだ結果かもしれませんね。

ちなみに神田先生も占ってもらったという描写があるんですが「江戸時代の悪代官」だったそうです。嫌がるかと思いきやまんざらでもない様子なのはちょっと意外。


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