552話 あさちゃん好かれてる?

34巻

あらすじ

一学期の終業式。あさりは通信簿を渡されますがさらに成績が下がっていました。「帰ったら怒られる」と落ち込み、いつもの元気さは全く無くなります。重い足取りで帰宅しますが、通信欄には先生から予想外の言葉が書かれていました。

担任より姉の方が強いとか

あさりは自分の成績が下がっていることに対して先生に抗議し、教室でおいおいと泣き始めます。すると神田先生は「六年生の教室に行ってタタミを呼んできてほしい」と他の生徒にお願いします。あさりと先生からすると、神田先生<タタミって力関係ってことなのか?

その後あさりはママに怒られることを恐れて意気消沈。と、同時にいつもの元気さがなくなってしまった事で周りの空気は一変していました(本人は気づいていない)。

帰宅後は当然ママのお怒りが待ち受けてますが、通信欄を見たママは予想外の言葉に鳩が豆鉄砲といった表情。

もちろん私もそんなあさりが好きだからこの漫画を読んでいます

あさりのいいところをここまでわかりやすく描いた回があったでしょうか。

昔から読んでる方は気づいてるかと思いますが、あさりはいつも学校では友達に囲まれています。そして弱いものいじめはしないし許さない。さらにあさりの発言はいつもストレートで喜怒哀楽をはっきり表現していて忖度もしてません。勉強を始めとする生活態度は確かにダメダメですが、あさりには他の生徒にはない魅力があって憎めないし自然と周りに人が集まってくるって事なんでしょう。
ていうか神田先生、なんだかんだ言ってあさりの事はちゃんと評価してるしよく見てるって事ですね。

「ダメなやつだけど好かれてる」って事であさりはこち亀の両津勘吉と通じるものがあると思うんですが、支持してくる方はおりますでしょうか。

万年金欠なところなんかは完全に一緒


タイトルとURLをコピーしました