561話 おいなりさまのたたりだーっ

34巻

あらすじ

あさりは新学期に入ってからのテストが全て0点。しかし帰宅してテストをやり直してみるとスラスラ解けます。にも関わらず、テストとなると突然解けなくなるという現象が起きているためタタミとママは不審に思います。何とあさりは巻貝いなりのいなり明神の使いにとりつかれていたのです。

「わぴ?」って返事がこれまたイラつく

タタミがあさりを痛めつけると、いなり明神の使いと名乗るキツネが現れます。

「おまえのようなばちあたりは、神罰をうけるのじゃ。思い知れーっ!!」

と、何やら魔術のようなものを使い、あさりをどんどんアホにしていきます。もはや会話が成り立たないレベルになってくるわけですが、ママに問い詰められた時のあさりの様子が見ててむかつきます。

今更だけど手癖が悪すぎないか?

なぜあさりがこんな神罰を受けることになったかというと、お正月に巻貝いなりに初詣に行った際、賽銭泥をしたから。81話で賽銭泥をして思い知ったかと思いきや、何も学んでなかったらしい。

本作で登場するキツネは装束を纏っていて、なぜか長髪。人間ときつねを足して二で割ったような外見。たびたびこの漫画で登場するマスコットのキツネのような可愛らしさはゼロ。しかし擬人化させると超絶イケメンになりそうな気が。

単行本最後らしくファンタジー要素があるものの、前話の方がスペシャル感は強かったと思います。しかしこの騒ぎをうまくおさめたタタミGJ。

次回から35巻に入ります。


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