567話 秋の日のハイキング

35巻

あらすじ

秋の休日。パパは「巻貝山にハイキングに行こう」と提案。あさりとタタミはあまり乗り気じゃありません。巻貝山ではパパが植物の説明をしながら過ごしますが、それにより思わぬ事態が起こります。

あさりの口の中はみどり色

パパがハイキングに行こうと誘うも、「まだ暑いのに」「足にまめができる」「普段は休みはゴルフに行くくせに」とあさりとタタミは冷めた態度。さらにママは

「がまんしなさい、たまのことなんだから。急に父親らしいことしたくなったのよ。つきあってやんなさい。」

これらのセリフ、全てパパの目の前で言ってますからね。パパは怒りでキレそうになるも、我慢して四人で巻貝山へ。もうこの時点で誰も幸せそうじゃ無いんだが。

巻貝山ではパパが「父のたくましさ」とやらを見せるために植物の事などの知識をひけらかします。
お待ちかねのお昼ご飯の時にあさりは腹痛を起こし涙目。何とパパが「これは食べられる植物だよ」と説明した草花をあさりは全て知らない間に食していたのです。

皆「せーの」でご一緒に

あさり、バカすぎ。
久しぶりにすごいのが出ましたね。

「食べられる」というのはおひたしや天ぷらにする事だとパパが弁明しますが、「いや普通に考えてそのまま食うとは思わんだろ」という読者のツッコミが聞こえます。

このハイキングはママが指摘してた通り「急に父親らしいことしたくなった」という思いつきで決行したもの。残りの三人は大して楽しんで無い上に、こんな結果になるとか父親が誘ったお出かけでのダメなやつが全部詰まってます。

久しぶりのパパネタでしたが相変わらず威厳が見せられないですね。

2023年もよろしくお願いします

この記事が今年最後の更新となります。

室山先生がTwitterで発信して下さるあさりちゃんの一コマ漫画を見るのが私の日々の癒しになっています。2022年は先生の元気な姿をTVで拝見する事も出来てとても嬉しかったです。まだまだコロナウイルスに振り回されている毎日ですが、相変わらずあさりちゃんの存在に助けられています。室山先生やこのブログを応援して下さる方々には感謝の気持ちで一杯です。

更新が滞ってしまうことも多々ありましたが、現在単行本の三分の一を過ぎた辺りまでレビューが終わりました。2023年はもっと進めることが出来たらと思っています。

2022年もありがとうございました。
皆さん、良いお年をお迎えください。


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