あらすじ
新聞委員長になったタタミが学校新聞の記事を書くことになりました。タタミは嫌がるあさりを連れて「巻貝町ミステリーゾーン」と呼ばれる心霊スポットの取材に行きます。
巻貝町やばくないか?
あさりは取材の趣旨を知り、全力で逃げようとします。しかしタタミが「私の一ヶ月分のおやつあげる」という言葉に釣られて一緒に取材に出向きます。「借金帳消し」以外の釣り方って珍しい。
あさりとタタミが取材に向かった「巻貝町ミステリーゾーン」は以下の通り。
①昔墓地だった公園。地下にお骨がまだ残ってるという噂あり。
②時々血まみれの女の人がぼーっと立ってるという電話ボックス。
③巻貝神社のご神木。幹に人の顔があらわれるという。
④巻貝橋の欄干。自殺した人の霊が出る。
⑤通称「幽霊通り」と呼ばれる通り。工事の時に人が死んだ。
徒歩圏内だけでこんなにあるの?
出るたびに校長の好感度が下がってる気がする
タタミの狙いは「心霊写真が撮れたら面白いかなと思って」だそうですが、こういう場所は興味本位で行かないほうがいいと思うよ(真面目)?
①〜⑤の全ての場所であさりを被写体にして写真を撮るというのが今回の取材。最後に出来上がった写真がどんなものだったかが明かされます。あさりは霊感が強いですし、これまで何度も取り憑かれてることを考えるとおやつ一ヶ月分の報酬じゃ済まない事態、待ったなしです。
出来上がった写真はどれもこれも不気味ですが、ホラー回とまでは言えないかなという印象です。
ちなみに終盤に少しだけ学校新聞が出てくるんですが「おめでとう 校長先生」という見出しから始まっています。内容は「校長が三十六年間の水虫とおさらばできた」というノリノリの校長とそれを見ている死んだ目の生徒達という絵がすぐさま頭に浮かぶ記事になっています。