あらすじ
いばらがジョアンナという猫を飼い始めます。「ジョアンナは下品な人が嫌いな猫。あさりはきっとなつかれない。」と、いばらから挑発されたあさりは学校帰りにジョアンナに会いにいばらの家に行くことになりました。
いばらのお母さんは非常に上品で穏やかな方です
あさりが「どんな動物でも自分にかかれば懐く」と豪語するところからスタート。ここまで言った人間がいばらの挑発に乗らないわけがありません。
問題のジョアンナは毛がフワフワして首に大きなリボンを巻いた「典型的な金持ちの家で飼われてる猫」。そして「にゃーん」に「お」をつけて「おにゃーん」という鳴き声。一瞬面食らうあさりですが聖母の笑顔でジョアンナに手を差し出します。そして即「バリッ」。
かくして「絶対懐かせてみせる!」というあさりとジョアンナの戦いが始まりました。
この日を境にあさりはいばらの家に通い、殺気立ったジョアンナに引っかかれる日々を過ごします。そしていばらはあさりの横でその様子を見ながらおほほ、おほほと高笑い。いばらのお母さんよ、自分の娘の育て方間違えたとか思いません?
ワインゼリー食べたあさりが酔わないか心配だが
いばらって読者の好感度が低いだろうと思うんですがジョアンナもきっと同じだろうと。
あさりは見えないところで「クソネコ」と罵ってましたが本当に凶暴で可愛げ無し。
この話を読む限りいばらがあさりを嫌ってる理由はあさりが乱暴で生意気だからって事らしいですがいちいち相手にするいばらもどうかと思うが。
個人的な感想を言わせてもらうと動物ネタは登場する動物の可愛さに関係なく好きなのと、いばらの家の手作りお菓子が非常に美味そうなのでこの話は結構好きだったりします。日替わりであさりのためにいばらのお母さんが手作りお菓子を用意してるんですが、チーズスフレ、いちごのワインゼリー、ハーブクッキーなど手の込んだものばかり。この話は動物ネタのカテゴリに入れようと思いますが食べ物も要チェックです。