667話 ノーベルってだあれ?
あさりは神田先生に「明日までに読書感想文を出すように」と怒られます。えらい人の伝記を読む、というところまでは決まってはいるものの自分で読む気がないあさりはタタミに頭を下げます。するとタタミが「それならノーベルの事を教えてあげる」と言います。
タタミはノーベルの事をこのように説明。
ノーベルは若い頃バイクが好きだったが事故に遭い、ノーヘルだったため大怪我→長い入院生活を経てノーヘル運転を後悔→ノーヘル運転の反省を後悔した心情を執筆した本を出版すると印税で金持ちに→そしてノーベル賞が設立。
すぐにこんな与太話を思いつくタタミがもはや羨ましい。
そしてあさりはこの話を元に読書感想文書いて提出してますからね。
この話の扉絵でタタミは「ノーベルの知識があさり程度だったらこの話は面白くない」と忠告してますがタタミの適当な作り話だけでも読む価値あると思いますね。
668話 うにょにお洋服
あさりは学校帰りに服を着てる犬を見てかわいいと思い、うにょにも服を着させたがります。しかしママは「動物に服を着せるのは嫌い」と言って買ってくれません。
あさりはうにょが服着たら絶対可愛いのに、と不服な様子。「お化粧した時だって可愛かったじゃん」と言ってるんですがもしかして665話のことか?
最後はタタミが青ざめるオチになるんですがあさりが散歩から帰ってきたら折檻待ったなしのやつですね。
669話 1/2の確率
あさりの手元にあるお小遣いは百十円。二つのアイスを食べたいあさりは五十円のクジ付きアイスを買うことに。うまくいけば当たりが出て沢山食べられるかも‥と考えているとタタミがやってきます。
タタミはあさりに当たりが出るか否かは確率の問題だ、と説明。算数の問題を出していきますがあさりは混乱し、あまり納得してない様子。
タタミは確率の問題だと力説してますがどう考えたって運の問題だろ?
670話 夏はきらい!
七月。学校の体育の授業でプールが始まります。カナヅチのためにプールを嫌がっているタタミをあさりはからかいます。
時期的にシンクロするネタですが毎年やってるやつです。
「泳ぐことが嫌だ」「超能力があれば」と喚くタタミですが最後に諦めモードになっているところが潔い。毎度ながら思いますがこれだけの秀才なら水泳が出来ないくらいじゃ周りの人もバカにしない気がしますがね。
671話 七夕の約束
明日は七夕。タタミは晴れることを願っていました。タタミの様子を不審に思ったあさりが事情を聞くと、春に転校した男の子が町を離れる直前にタタミに告白してきたというのです。タタミが戸惑っていると「七夕の夜、晴れていたら電話をかけるからその時に返事をしてほしい」と言われたというです。
タタミはあさりに「この話は秘密よ」と言いながら奥歯を見せてゲラゲラ笑いながらながら説明。
それにしても七夕に電話してほしいというのはなかなかどうして女性をときめかせるのでは。小六にしてこんな事考えられる男子であることを考えるとオチも納得です。