室山先生もあさりと同じことを感じてるってことでしょうか
1013話 「登場人物紹介まんが」
あさりが天使という設定のファンタジーもの。校長の息子が神田先生と成瀬先生という設定になってますが、ツッコミは野暮ってことで。
1014話 「トークショーの出来事」
あさり、タタミ、ママは納涼トークショーへ。しかしあさりはトークショーが退屈でほぼ眠ってしまいます。
「怖い話をするタレントのトークショー」と言えばあの方ですが、名前こそ出てないものの、絵は完全にそれです。中盤何となくオチは読めたものの、色々綺麗にまとまってます。あさりが「あのおっさんの話早口で面白く無い」と辛口なレビューをしています。
1015話 「借金と友だち」
あさりはゆかりちゃんと下校中、マンガの発売日だと気づきます。お金が足りなかったあさりはゆかりちゃんに十円借りてマンガを買います。
タタミが「お金の貸借は友情が壊れる」と言ってますがまさにそれ。ていうか、あさりは昔から借金しまくってるし、タタミも貸しまくってるよね、利子付きで。
1016話 「あさり河童に水をくれ!」
明日は終業式。ママは「通知表が下がっていたら夏休み中のプールは禁止」と言い、あさりはショックを受けます。
河童になりきってママを説得させるって考えたわけですが、それでうまく行くと思っている思考回路がわからない。
1017話 「あさり版恐竜図鑑」
あさりは夏休みの自由研究で恐竜図鑑を作ります。しかし図鑑をコピーして画用紙に貼り付けただけという、手抜きのものでした。するとタタミが「恐竜図鑑なのにファレノプシスが載ってない」と指摘。あさりは焦って調べ始めます。
今の時代ならオチを見る前に検索する人もいるかもしれませんね。しかしこの名前確かにそれっぽいです。
コギャルブームの時に生まれた言葉ですよね
1018話 「巻貝場所でどすこい」
あさりとタタミは浴衣姿で縁日へ。夏太りしたあさりの浴衣姿が力士に見えてしまい、小鰭たちにからかわれます。
たまたま居合わせた大関の力士に「女の子じゃなければスカウトしたい」と言われたあさり。人前でこれ言うのはダメだと思うぞ。
1019話 「いいお姉さんになるの♡」
あさりが突然幼稚な歌を歌い出し、タタミとママが驚きます。クラスメイトに頼まれて年中さんの男の子の相手をする練習をしてるというのです。
漫画とかゲームに頼ろうとせず、ちゃんと相手をしようとしてるところはなかなか偉いと思う。
1020話 「わたしのフィービー」
あさりが家に帰るとドアの前にリボンがついた箱が。喜んで開けてみると電子ペットの「フィービー」が入っていました。喜ぶあさりですが、そのフィービーは「バカ」「ブス」など、汚い言葉ばかり口にします。
「ファービー人形」が元ネタですね。結構はやりましたけど最近は見ない気が。見た目もそっくりに書かれてますが、昔から可愛いと思ったことはありません。
1021話 「あさり援助交際をする!?」
あさりが「ゆかりちゃんに紹介してもらったオヤジの相手をしてエンコーする」と出かけようとし、ママとタタミはびっくり。あさりについていき、ゆかりちゃんに文句を言おうとします。
当然最後に種明かしがありますが、あさりも意味がわかっててこんな言い方するとかどうなんだと。しかし援助交際という言葉を少年誌や学年誌で載せていいものかと思うんですが。
巻貝町ってしょっちゅう大食い大会やってるな
1022話 「大食い大会」
あさりは賞金目当てで大食い大会に出場。すると会場にはみりあちゃんの姿が。
「みりあちゃんは大食い」ということがここで明かされます。天然美少女キャラですが、このギャップを読者はどう取るのか。みりあちゃんはある意味ゆかりちゃんや沙紀ちゃんよりも一番キャラが立ってる気がしますね。
1023話 「ママのひみつ箱」
ママが「箱根名物の「ひみつ箱」を開けることができた方に1万円をあげる」とあさりとタタミに言います。2人は頑張りますがなかなか開きません。
開けるの難しいらしいですねこれ。実在するものなので試してみたくなりました。
1024話 「サンタがこわ〜い!」
あさりは1ヶ月後のクリスマスにゲームが欲しいと思っていました。どうやってママを説得しようかと考えますが、その晩から夢に怖いサンタが出て来てうなされます。
ママが用意しているのは問題集詰め合わせ。価格別で三種類用意してますが、絶対やらないのになぜこんなものをプレゼントしようと考えるのか。
1025話 <番外編>浜野家もののけ奇談
夏休み。あさりはバスで隣町の塾に通わされました。厳しい塾で、毎日テストがあり、あさりはいつも悪い点数を取っていました。あさりはその答案を塾の入り口付近にある石のモニュメントのところに置いて帰宅。するとその晩からあさりの部屋で怪奇現象が起きるようになります。
番外編ということで少し長め。登場するのは幽霊ではなく妖怪ですね。あさりの部屋で様々な現象が起きますが、もののけだらけの部屋でもなじめるのがあさりクオリティ。
1026話ー1029話 タタミちゃん①〜④
新たなシリーズ「タタミちゃん」です。ハイスクール編はあさり達が成長した姿が書かれてますが、「タタミちゃん」は4年前のあさりとタタミが描かれています。タタミが小2、あさりは6歳です。タタミがこの時からあさりに手を焼いていたのがわかります。まだあさりは小学校に入学していないこともあり、ママも勉強のことは口うるさく言ってません。「おねえちゃんでしょ」の言葉を理不尽に感じたり、宿題をあさりに邪魔されたりと、小さい頃に感じた兄弟や姉妹あるあるが描かれてます。室山先生たちの経験もきっと交えてるんだろうと思いますね。タタミはあさりのことを「サル」と言ってますが、いつからちゃんと呼ぶようになったのかと。