98巻(1689-1705話)

98巻

今は「それってあなたの感想ですよね?」と返す子供も多し

1689話 オールキャラまんが SAKURAGAI暗号
あさりがうにょを連れて散歩。するとうにょが草むらから分厚い茶封筒をくわえてきました。封筒には「SAKURAGAIの暗号」と書いてあります。中身は登場人物それぞれの脳内メーカーが。「港と鮎川は相思相愛」とよくいじられてますが、お互いの脳内がこんなことになってるなら、もう誤魔化しようがないのでは。

1690話 無敵の呪文
あさりはママに「ぬいだ靴はそろえなさい」と言われた時に「だれがいつ決めたの?何時?何分何秒?地球が何回回ったとき?」という質問をします。
いつも思うんですけど、この質問ってどうやって子供同士で受け継がれていくんでしょうかね。いつか子供に同じことを聞かれたらと、今回のタタミと同じ返しをしようと思ってますが。

1691話 うにょくんとあさり
あさりが買ってもらったばかりのサンダルをなくしてしまいます。あさりは絶対うにょの仕業だと信じて疑いません。
今回、うにょは濡れ衣ですね。それにしても玄関の掃除で雑巾を絞ってるママの姿が同じ主婦としてまぶしすぎる。

1692−1693話 泣かないでパパ①・②
2回続けてパパネタ。①はパパが仕事で疲れが溜まっているにもかかわらず、3人が全然大事にしてくれないというもの。パパがトイレからなかなか出てこないだけで、トイレのドアを破壊するあさり達。この2人、よそのお宅でもトイレのドアはすでに破壊済みなんですよね(300話参照)。
②はあさりとタタミが、夜中にママとパパとの夫婦喧嘩を聞くところから始まります。あさり達は原因がいまいちわからなかったのですが、パパが超絶くだらないことで拗ねていただけだったことが発覚。
バカバカしいですが「意外といるんだよなこんな中年男」と、妙にリアルに思ってしまいました。

1694話 シャキーンてるてる
すごくイライラしているあさりに、どうしたのかと聞くタタミ。てるてるぼうずを作っているのだけど、イメージ通りにできないといういうのです。
てるてるぼうずの頭が重いので、おじぎしたような状態になるのが不満な様子。てるてるぼうずを作るたびに私も同じこと思ってましたよ(ここまでイライラしないけど)。

うにょもご近所さんからはバカ犬呼ばわりされてるだろうけど

1695話 計算は正しく!
あさりは200円持ってお菓子を買いに来ました。書いたいものを頭で計算するとちょうど200円。しかし会計すると201円でした。1円が足りなかったので1つお菓子を戻してこようとすると、なんと1円玉が落ちており、ほしいお菓子を全て買うことができました。
あさりは帰宅後、ママに正直に話すことになります。子供にとっては良い経験かなと。道徳の教科書にありそうな話。

1696話 バカ犬NO.1
近所の山田さんの家のタローといういう犬が、泥棒を捕まえて新聞に載りました。あさりはうにょにも泥棒を捕まえさせようと、教育することに。
タローのことを「バカ犬」と言っているのですが、よそのお宅の犬にめちゃくちゃ失礼なこと言ってません?

1697話 タタミの悪夢
夏休みになり、タタミがよく夢にうなされるように。あさりが気にしていると、神様が出てきてタタミの夢の中に入れてくれました。
またしても唐突に神様が。タタミは学校で結構嫌味を言われることはあるのね、という感じです。これだけ頭がよくて妹はあんなだから、妬む女子があさりを使ってくるのもさもありなんといったところか。オチはともかくとして、学校でのやりとりはタタミの好感度は上がりそう。

1698話 消えたケーキ
後で食べようと、とっておいたケーキが冷蔵庫になくて怒るあさり。ママに聞いても「知らない」という答えが返ってきます。
あさりはなぜかタタミに「だるまさんがころんだ」を一緒にやろう、と誘います。なぜあさりがそんなことをしたのかが、読み進めていくうちにわかるんですが、ずいぶん斬新な制裁ですね。

1699話 ザウルスちゃん
あさりが朝起きると、突然ママがザウルスになっていました。そしてタタミもザウルスに。もちろんパパも。あさりは「自分だけ変な世界にワープしてしまったんだ」と泣きます。
あさりも最後に言ってるんですが、なんなの、このまんが?オチとタイトルを見て、なるほどそういうことかと納得しましたが、読者は「ポカーン」では?

それでも手芸部員はまだ4人いるそうです

1700-1701話  ゆるキャラを作ろう①・②
ゆるキャラネタが2連発。まずは帆立氏のゆるキャラ「ホタテちゃん」の友達キャラを考えるというもの。選ばれると賞金がもらえるため、あさりは張り切ります。しかしタタミに「ありきたり」とことごとく却下されます。あさりが考えたゆるキャラはどれもすごくありそうな感じ。けどゆるキャラって意外とベタなのがウケますよね。ちなみに地元である北海道の「ずーしーほっきー」というキャラを見た時、攻めすぎたデザインに「えらいもんになったな」と思いました。
お次は「桜貝小のゆるキャラを作ろう」というもの。言い出したのは当然うつぼ校長。学校の生徒や先生達がゆるキャラを考案します。「桜貝」小学校なわけなので、個人的には桜貝をモチーフにするのが相応しいと思うんですが、意外と桜の花やさくらんぼをモチーフにするという案が多かったです。あや子ちゃんの「ニンジンちゃん」からは愛校心ゼロなことがよくわかります。②はオールキャラまんがにも使えそうな内容ですね。実際ありそうなゆるキャラがたくさん出てきて読んでて楽しかったです。

1702話 ドキドキお楽しみ会♡
あさりのクラスで3月にお楽しみ会をやることになっていました。お楽しみ会ではみんなプレゼントを持ちより、プレゼント交換することになっていました。
自分の用意したものを誰にも取られないように圧力をかけるあさりと、何やらショボそうなプレゼントを用意しているいばら。あさり+いばら+お楽しみ会のプレゼントってわけですが、いばら初登場はまさしくこの組み合わせだったんですよね(112話参照)。あの頃と比べると、あさりもいばらも人間として成長したようだ。

1703話 おわりのない階段
あさりは道に迷ってしまいます。高い塔があり、中に入ってみるとそこには階段しかありませんでした。
何やら不気味な階段ですが、これはあさりが見た夢。夢の内容見た段階で大体オチが想像ついたわたしは「あさりちゃん通」と名乗れるな、と勝手にほくそ笑みました。

1704話 あそ部であそぼう
桜貝小の部活動が必須になりそうな雰囲気に。それを防ぎたいあさりは自分で楽な部を作ろうと考え「遊部(あそぶ)」を作ることに。
あさりの行動云々よりも神田先生が手芸部の先生で、しかもクッションやぬいぐるみ作りではなくズボンの裾上げとかを教えてるということに驚き。さらに、そのせいで人気が出なくて廃部に追い込まれそうだとのこと。神田先生はバリキャリと結婚して専業主夫になった方がいいのでは?

1705話 ハイスクールあさりちゃん
「好きです。つき合ってください」という美大和の愛の告白から始まります。しかしタタミは「あんた、バカ?」とぴくりとも笑わず。
いつかこの展開は来るのか?と思っていましたが、100巻になる前に来ましたね。タタミがOKしないのは当然っちゃ当然ですが。大和はタタミの返事に怒りますが、タタミは大和に「ハンマー投げの才能があることに甘えて練習もせずに図書館なんかにいるべきではない」と叱責。さらに「才能があるならなおさら努力するべき。そうじゃなきゃ才能がなくて頑張ってる人たちに尚更失礼。恵まれた才能や体力や神様から授かったもの。望んでも得られない人の分まで頑張るべき」と述べます。タタミ、いい女すぎんか?
タタミのE男スキスキ病はハイスクール編では発症した様子は描かれていませんが、この分なら顔だけで選ぶということは無さそうなので勝手に安心です。「坂道コロコロ」とはいうものの、大和はもともとは美形で造形は整ってたわけでしょうし、いかつくなっただけでブサイクになったわけではないんですけどね。ハイスクールはがっつり恋愛要素を入れてるんですが、本編とは切り離して楽しむのがいいかもしれませんね。


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