見る限りかなり広そうな部屋に見える
前回と同じく「あさりがタタミの部屋に物を借りにくる」シチュエーションから始まります。構図もほぼ同じ。タタミの部屋のドアの横に大きなつぼのような花瓶のようなものに花が生けてあるんですが、前回と今回で花が変わってるところがなかなか細かいです。自分が六年生の時、部屋にこんなおしゃれな物はなかったです。今もないですけど。
答えがわかる方はこの漫画のコアなファンです
タタミは「クイズを出す」とあさりに言います。学校じゃクイズ博士と言われてると自称するあさりは(嘘くさい)食いつきます。タタミが出したクイズは
八月三十日はなんの日でしょうか。
というものでした。
あさりのお約束の言動が続く
「土曜日」「日曜日」「夏休みが終わる二日前」と答え続け、タタミの怒りが頂点になり、部屋から追い出される始末です。その直後のママとのやり取りの中でタタミの誕生日という事に気付きます。が、プレゼントを買うお金がない!→ママにねだる→撃沈。この流れは定石ですね。手元にあるもので何とかしようにもロクなものがありません。この時「あさりのたからもの」という箱の中身が出されてて、その中の一つに「カエルのひもの」というアイテムがあるんですが(こんな物を大事にしてるのか‥)、検索したら一番上に画像が出て来て、調べた事を後悔しました。
あさりがその後知恵を絞ってタタミに提案をするんですが、あさりにしては考えたな、と思います。ただ最後の行動と顔が殴りたくなります。
年をとらない漫画なのに、というツッコミは野暮
というわけでこれが初の誕生日ネタという事になります。初にしてタタミの誕生日がテーマで具体的な日付まで書かれてました。室山真弓先生の誕生日と同じ日に設定してあるのでこの日になっているようです。誕生日のネタというとプレゼントは外せないと思いますが、そればかりだとマンネリ化するので今後どんな話が出るのか、といったところです。肝心のあさりの誕生日の話はまだ出てないので次の誕生日ネタはそれで来るのか?とも。
年を取ると自分の誕生日ってだんだんどうでもよくなってくるものですが(少なくとも自分はそう)、小学生のあさりやタタミたちにとっては重要でしょう。あさりがタタミの誕生日を覚えてなかった時にタタミは少し泣いてましたし非常に大事なイベントと捉えてるという事がよくわかり、自分も同じ気持ちでいた頃を少し思い出しました。時は流れて40歳直前の今となってはたまに自分の歳を忘れる有様です。
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