そもそもゲレンデを描く気はないのかも
119話以来のスキーネタです。119話ではあさりはスキーに行く事を拒んでましたが今回はタタミと共に行きたがり、念願かなってロッジが借りられ家族全員で行く事が出来ますが、スキーをしてるところは一切出て来ません。
天気予報見ないで来たのか?
浜野家はロッジを借りて家族でスキーに来ています。ママが笑顔で、今年はスキーに来る事が出来てよかったわねと言いますが、あさりとタタミは大反論。
あさり、タタミ「ふざけんじゃないわいっ。ロッジがどんなにステキでも、一週間もふぶきじゃ、おもしろくもおかしくもないわいっ。」
外は「ゴオオオオオ」と猛烈な吹雪。浜野家は一週間ロッジの中にいて、全く外に出られない状況だったのです。
その時、ママはある事に気づきます。それはもともとロッジに泊まるのは四日間の予定だったので、食料がもう無い、という事。このままふぶきが収まらず餓死するのでは無いかという不安、空腹、ずっと外出できなかった事によるストレスで浜野家がどんどん荒れていきます。
何にせよ美形じゃないと許されないセリフ
人間窮地に陥るとこうなるのか、というのが垣間見れる回です。やはりというか何というか最後まで理性を保てたのでは無いかと思うのはパパだったわけですが、最後のコマにパパの行動の解説が書いてあり、「さすがパパ」といったところです。ていうかこれパパいなかったら浜野家相当やばかったんじゃない?
この話を読むのは久しぶりだったわけですが、今の新型コロナによる自粛生活でのストレスなんかと通じるものがあるな、と思い何だかタイムリーだと思ったりしました。
冒頭、スキーのCMの中のイケメン男性が「この冬、ぼくといっしょにすべらないか。」というセリフに、あさりとタタミが「すべりたいすべりたい」とテレビに向かって話しかけてます。このシーン見て思い出したんですが、その昔俳優の吉田栄作さんが出てたテレビCMで、「俺と‥リゾートしないか?」というセリフをカメラ目線で言っていたものがあったんですが、「お断りだ」と答えてた記憶があります。昔の私、上から目線ですね。ていうかテレビに向かって受け答えしてる時点でアレですがね。