245話 おこづかいカクトク作戦

これまたご無沙汰のネタ

最近出てなかったですね、あさりの金欠話。久しぶりに闇金タタミも出るでしょうか。

買い食いだけで使い果たしてるようです

あさりはお小遣いをもらうも、三日で使い果たします。ママにお小遣いの値上げを要求するも、鉄拳制裁を受けます。さらに「タタミを見習え!」と言われ、早速ママとタタミの様子を見ると、何やら電話しています。

タタミ「ちょっと、きのう貸した五十円、早くかえしてよね。あした?あしたなら利息がついて、六十円になるわよ。」

電話を切ってから「これで十円のもうけだ。」と不適な笑みを浮かべます。どうも天性の闇金気質のようです。あさりは、あれを見習うのかとママに聞くと、ママも歯切れの悪い反応。そりゃそうだ。

こんな事がありましたが、あさりはタタミにお金を増やす方法を伝授してもらうことにし、タタミのやってる事を実践します。タタミが普段地道にやっている事がよくわかりますが、あさりは真似をしてみるもことごとく裏目に出るという展開。

「絶対に真似しないでください」の注意書きがあってもいい位

結構ブランクがあったので懐かしさすら感じる金欠話です。あさりが金策に走るのは遡ると84話以来です。あさりはお小遣いが手元にない状態が普通なわけですが、タタミに素直に伝授してもらおうとするのはなかなか新鮮な話です。読者からしてもタタミがなぜ小学生にしてあんなにお金があるのか疑問に思うでしょうからこの話で納得できるかもしれません。地道にママやパパのお手伝いなどをして貯め込んでるようですね。その裏で闇金めいた事をやってる事は当然無視はできませんが。前日に貸したお金を二日後に十円の利子をつけるという発想は一体どこで得た知識なのか。てっきりこの無茶な利子はあさりにだけ適用してるのかと思ってたんですが、家族だろうが友達だろうがタタミにかかれば関係ないって事だという事がわかりました。「お金儲けってこれだけやらなきゃダメなんだな」とピュアな子供の読者が勘違いしないか心配です。


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