286話 ああ科学万博

当時5歳だったが記憶にありません

この話は85年の国際科学技術博覧会をネタにしてるようです。「コスモ星丸」というのがこの万博のマスコットキャラクターだったようですが、扉絵ではこの星丸とあさりを融合させた「アサリ星丸」ってのが描かれてます。

弟=志村けん、あさり=いかりや長介

あさり、タタミ、ママ、パパの4人は科学万博に来ています。そこでパパは、知り合いの山野さんという男性が家族連れで来ているのを発見します。パパは山野さんとの再会は10年ぶりとあって、話が弾みます。ママも山野さんの奥さんとは気が合うようで、そちらも盛り上がっています。山野さんのお子さんは男の子が二人で、お兄さんのほうは美形、弟はボーッとしていて見た目もお世辞にもかっこいいとは言えません。
そしてタタミ、美形のお兄さんの方をうまいこと(というか結構姑息な手で)ゲットし、写真を撮ってもらったりとエンジョイしています。そして残るあさりに当てがわれたのはボーッとした弟。
あさりは仕方なく弟の方に写真を撮ってもらおうとカメラを渡しますが、弟の振る舞いが、ドリフに出てくる耳が遠い年寄りのようなものであるが故、あさりは終始キレ続けます。

「写メ」って言葉も今や死語かも

あさりは弟に暴言を吐き続けますが、「どんがめ」「すかぽらちんき」と「あさりちゃん語録」が登場して、思わず「いいぞいいぞ」とか思ってしまいました。

弟があさりにカメラを渡されてから、レンズキャップを外してない、シャッター押すところがわかってない、フィルムを巻いてない、と尽くあさりに怒られ続けますが、デジカメとスマホの写真撮影が当たり前になった今となっては、何だか懐かしいやりとりだなと思えます。昔は学校のイベントで撮った写真は後から焼き増しして皆で分け合ったりしたもんですが、今の若者に話しても全然ピンとこなさそうですね。


タイトルとURLをコピーしました