考えても仕方ないんだけどさ
今やマスク着用の外出が当たり前になってますが、21巻はまさかのマスクの話から始まります(大袈裟)。それにしてもマスク無しの生活はいつ戻ってくるんでしょうか。
本物だとしたらこんなものが家にあるとか恐ろしすぎるし
パパがテレビで野球を見ています。しかしあさりのお喋りの声がうるさくてテレビが聞こえません。そこでパパはあさりにマスクを渡します。風邪を引いてるわけでもないのにと思いながら、あさりはマスクを装着。するとパパは「まんまと引っかかった」とニヤリと笑い、さらにこう言います。
「そのマスクは、浜野家に代だいつたわる魔法のマスクなのだ。一度かけたら、はずしたりそのまましゃべると口がなくなるのだ〜〜っ!!」
わあっ!何それ!(棒)
その後パパは、うるさく走り回るタタミには「走ると足がなくなるスリッパ」を履かせ、蚊の退治のために手を叩き続けるママには「叩くと手がなくなる手袋」を装着させます。
それぞれのアイテムに三人とも恐怖を感じ、しまいには
「わたし達って世界じゅうでいちばんかわいそうな親子ねっ!」
と身を寄せ合って号泣。
ちなみに友達は巨人ファンでした
鰯パパよ。あんたバカだろ?
今回の話で一番愚かなのはパパで間違い無いでしょうが、あっさり信じるあさり、タタミ、ママ。ものすごいアホか、ものすごいピュアじゃないとここまで騙せないじゃ無いでしょうか(多分前者だろうけど)。
野球が終了して三人に種明かしをして制裁を受けるわけですが、この光景どこかで見たなと思ったんですが、10話のラストですね。しかし今回はパパを殴打したりした形跡が見られないので、あさり達も少し丸くなったね。今回はパパの話が好きな人は必見です。それにしてもパパ、239話といい、「代々伝わる」っての、好きだね。
野球が見たいがためにこんな愚行を犯したパパですが、野球が見たい父親と興味がない子供と母親ってのは昔からの図式かも。
大学生の時に入っていた寮では自室にテレビが置けませんでした。で、野球好きの子がいたためこんな感じでした。
その友達は「小さい時お父さんが野球見てて好きなアニメとか見れなくて野球が憎かったのに」と呟いていました。まあ、大人になったという事だね。