独占欲も強く、尽くすタイプでもあるようだ
雨の日にあさりに起きた出来事です。あさりがどれだけイケメン好きなのかが描かれてます。他の回のレビューでも書いた気がしますが、将来ダメンズになりそうな予感です。
怒らせた時はおにばば呼ばわりしてました
放課後雨が降っていますが、あさりは傘が無いので学校の出入り口のところでどうしたものかと座り込んでいました。すると「入れてあげるよ」の声。振り向くとそこにはイケメン男子が。弱井くんという名の5年生の男の子とあさりは相合い傘で帰ります。
あさりは当初ママが傘を持ってくる事を期待してたわけですが、数日前に怒らせてしまったので流石にいないだろうと思いながらこのセリフを言いながら後ろを振り返ります。
「天使のようにやさしく、女神のように美しいおか〜たま♡」
この言葉のセンス、好き。
個人的には女の子の方が酷い気がする
「学校帰りの雨とあさりと男の子」というテーマは既に2回描かれてて(54話、188話)今回で3回目。何か回を増すごとに登場する男の子のあさりに対する扱いが酷くなってるんですけども。ていうか弱井くん顔はいいけどクズだな。
まあそんな胸糞の悪さも少しばかりありながらも、今回のような色恋ネタはやはり面白いなという感想です。恋する乙女になっているあさりの嫉妬深さや有頂天になってる描写も読んでて楽しい。さらに後半に描かれている、あさりが5、6年生位と思われる男の子二人を相手に喧嘩して完膚なきまでに叩きのめす姿は四年生とは思えない貫禄です。
しかし久しぶりに見返しても弱井くんにはイラつきますが、弱井くんと一緒にいる女の子も小学生にして相当なもんだなと思いました。この作品を知ってる読者は弱井くんと女の子、どちらがムカつくかアンケートを取ってみたいです。