379話 いじわる姉妹

24巻

熱中症という言葉以外は今はあまり聞かない気もする

あさりが日射病になってしまいます。熱中症・日射病・熱射病の違いがよくわかってなかったんですが、この話を読んで調べて違いがはっきりわかりました。これで今年の夏はもうバッチリです(何が?)。

どうすればこのレベルに到達できるんでしょう(しなくていいけど)

あさりは夏休み中、日射病になってしまい、寝込んでしまいます。苦しんでいるあさりにタタミはいじわるばかりします。

タタミはあさりの側で本を読んであげます。タタミが読んだのはギリシャ神話のイカロスの翼の話でした。空を飛んでいたイカロスが太陽に近づきすぎたがために死んでしまったという内容です。あさりはイカロスに感情移入し、余計苦しみます。ギリシャ神話まで意地悪するためのアイテムとして活用できるタタミ、恐るべし。

私は使った事がありません

1巻や2巻のタタミが戻ってきたのか?という感想。ページ数の少なさ、立場が逆転するオチがタタミのクズぶりが出ていたかつての作品を彷彿させます。

あさりが回復した後、タタミは自分は寂しがり屋だからつまんなくて意地悪していた、とあさりに告白して謝っているところや、いじわるされていたにもかかわらず、笑顔でタタミと一緒にプールに向かうあさりの様子はちょっとほっこりな気も。

それにしても浜野家はお医者さんに診てもらう時は往診率が高いですね。


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