385話 カマボコと食あたり

24巻

鶏肉は特に足が早いよね

腐ったかまぼこを食べようか食べまいかあさりが悩みます。いざ台所に立ってご飯を作ろうとした時、食材がちょっと怪しい感じになっており、使うかどうか悩む→ググって大丈夫か調べる→使おうと思うがやっぱり気になる、というループに陥る事がよくあります。

腹痛を起こしたらまたパパが変な薬を出すかも

お正月、高級なかまぼこに舌鼓をうつあさりとタタミ。しかし「お客様に出すから」と少ししか食べさせてもらえません。一週間後、かまぼこが4切れ余りますが腐っていて食べられません。その夜、諦めきれないあさりは一晩中かまぼこを食べようかどうか悩みます。

あさりは布団の中で

「あさちゃん、おなかには自信ある。夏にアイス五個食べてもおなかこわさなかった。」

と、言い聞かせて台所に向かいます。239話でかき氷食いまくってお腹こわしてるけどな。

蟹が乗ってるやつとかがうまい

とにかくこの「一本2千円」なるかまぼこが気になって仕方ありません。

話の内容としては前回のレビューで久しぶりにあさりのおバカぶりが描かれてる、と書きましたが今回もまさしくそれ。
腐ったかまぼこを食べようとする行動自体も愚かですが、食べようか否か判断するために起こした行動もこれまた酷いもので、二重の愚行を犯してます。まあそれでも超初期の頃に比べたらまだ可愛いもんかも‥と思ってる私はどこかで感覚が麻痺してきたか?

とまあ、こういったあさりの食い意地や愚かさがメインの話だというのは重々承知なんですが、何はなくともこのかまぼこがどれだけ美味なのか想像せずにはいられません。

当然のようにかまぼこを食べる時はこの話を思い出すわけですが、個人的にここまで高級ではないものの、非常に美味だと思ってるのは小樽に本店がある「かま栄」のかまぼこです。今はコロナで難しいですが、新千歳空港内にも店舗があるので今後機会があればぜひ食べてもらいたいです。


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