少しだけどあさりの登場シーンもちゃんとあります
29巻ラストを飾るのはSFもの。時代設定は未来です。主役はあさりではなく、あさりの子孫の女の子であるアパリンです。
時代が変わっても「あっぽ」という言葉は健在
アパリンはコンビューターを使って勉強していますが全然解くことができません。すると家庭教師ロボットであるタミタミに「あっぽ」と馬鹿にされます。アパリンは「あっぽなのは私のせいじゃなく、ママに似たせいだ!」と言いますがタミタミがそれを否定。タミタミによると、ママではなくアパリンのずっと前のご先祖に似たのだと言うのです。そしてそのご先祖というのがあさりだということがわかります。アパリンはあさりに復讐するためにタミタミを連れてタイムマシンに乗り込みます。
あさり→アパリン、タタミ→タミタミとなるとママはどんな名前なのか
ドラえもん的な要素ありまくりなので思いっきりレビューに利用させてもらいます。
ドラえもんが生まれたのは2112年という設定らしいですが、この話の西暦もそんな感じですかね(適当)。あさりがのび太だとすると、アパリンはセワシくんでタミタミは言うなればインテリなドラえもんってところでしょうか(これまた適当)。
アパリンのビジュアルは髪にベタを塗ってないあさり。タミタミは顔はタタミのままで、足がタイヤになっているロボットです。ママも少しだけ登場しますが見た目はさんごママと一緒(名前は不明)。
アパリンがあさりの子孫てことはママもさんごママの子孫てことなのか?ていうかなぜタタミだけロボット化?と色々考えてしまいますが、こういう野暮な疑問は抜きで楽しみましょう。
今回のように時代設定を極端に変えた回、というと初期の作品の「むかしむかしのあさりちゃん」があります(94話、109話)。時代設定を原始時代にした回で、こちらも面白いのでオススメです。
次回から30巻に入ります。