あらすじ
あさりの学校では風邪が流行り、休む生徒が続出。そのため次々と学級閉鎖になるクラスが出てきました。学校が休みになってほしいあさりは「どうしてうちのクラスは学級閉鎖にならないんだ!」と教室で喚きます。
いばら「浜野さんて口悪いから」
隣のクラスも学級閉鎖になることが判明し、あさりの苛立ちは募るばかり。しかし欠席者が多いということは給食も分け前が増えるのでは?と目を輝かせるあさり。しかし無惨にも給食の献立は人参のうま煮。
そして神田先生も風邪で休みになることが判明。代わりの先生は若くていい男の先生か!?とこれまた期待しますが、日直の女の子は「教頭先生が来る」と言います。するとあさり
「なに〜っ 輸入禁止の保護動物が!?」
何のことだかわからない日直の子。するといばらがゴリラを意味すると教えてくれてます。
一回位真似しておけばよかった
日直の子が言った通り神田先生の代わりに教頭先生が来ますが、ここからの描写が何度読んでも最高。まずこの教頭、思った以上にゴリラです。教頭先生がクラスの皆に話をしている時にあさりは下敷き位の大きさの格子状のアイテムを自分の机に立てます。それを通して教頭先生を見ると、ゴリラがオリに入っているように見えるというのです。私の学校でも猿顔やゴリラ顔の教師がいたと記憶してますが、この発想はなかった。
学級閉鎖ってのはあさりのように期待しちゃいけないでしょうが、元気な生徒からすると正直喜ぶ子もいるのかなと思います。私の小中学校で学級閉鎖になった時、うちの母は私と一緒にデパートに行こうとしてましたけどね。