生クリームってのがとりわけ飽きる
浜野家のおやつは十日連続でママの手作りケーキ。あさりもタタミもさすがに嫌になってママに抗議しますが、無理やり口に突っ込まれる始末。なぜそんな事になったかというと
ケーキ作りコンクール
賞品‥もりだくさん(もらってみてのお楽しみ!)
といったものにママが出場するから。
ママが自分の作ったケーキを惚れ惚れして見てますが、あさりとタタミは死んだ魚の目になり、逃亡します。しかも自分は食べないようなので、あさり達は毎日ホールケーキを半分ずつ食べさせられてる事になりますね。しかもそんなに見た感じバリエーションもなさそうなので、同じようなやつばっかり続いてるぽいです。
当然やられっぱなしでは終わらない
あさりがママに自分で食べればいいだろうと言ったところ
あら、作った人間が食べるより、ほかの人に食べてもらったほうが、上達するのよ。
という言葉が返ってきたので、それを逆手に取る事に。あさりとタタミもコンクールに出場すると言い出し、二人でケーキを作りママに食べさせる事で逆襲に成功します。
個人的にはタルトとかが食べたいところ
7巻もあと少しで終わるんですが、「食べたくないものを沢山食べなきゃいけない」という話が100話と104話、ママが大会に出るというのが101話で既に出てきていて、作者的にこういった話がブームだったんでしょうか。今回もあさり達の立場で読むとママのケーキが上手に出来てるのに美味しくなさそうに見えるから不思議です。
あさりとタタミがママのケーキを食べる際、「食べカスをすてる壺」というのを用意し、何やかんや理由をつけて結局全部ケーキをその壺にすてて一口も手をつけない、というシーンがあります。「そんなの通用するわけないだろう」というツッコミを入れずにはいられないんですが、そうまでして食べたくなかったのかと。
そしてあさり達が作ったケーキ(のようなもの)は一体どうなっているのか。普通に焼いてここまでボコボコになるってのが謎です。クリームも何もかかってるように見えないんですが、ちゃんとイチゴみたいな飾りだけはあるので、それっぽくは見えてますが。
美味しくなさそうとかいいながらこの後コンビニ行ったらケーキ買おうかと思ってる次第です。