496話 上品度テスト

30巻

あらすじ

タタミが楽しみにとっておいたヨーグルトをあさりが勝手に食べてしまいます。「食べ物を見ると見境なく下品にガツガツ食べて!」とタタミは怒り、あさりは「いやしくない!」と反論。するとタタミはあさりの目の前に自分のおやつのケーキを置きます。そして「あさりが本当にいやしくないなら目の前にあっても食べないだろう」と言い、タタミが戻ってくるまでケーキを食べないでいられるかテストをします。

猫用のおもちゃとかでありそう

テストはあさりの部屋で行われます。

ケーキが乗っているお皿を床に置き、その側であさりが座り込んでいるという状況。この時あさりがハエの人形がついたおもちゃをケーキの近くで振り回してるんですが、何かいいねこれ。

「一つのマシュマロを食べずに我慢できたら二つあげるよ」という実験

あさりに食べることを我慢させるというテーマをダイエットとは違う切り口で描いてます。

タタミはあさりほど食に対して貪欲さが無いイメージがありますが、楽しみにしてたものを勝手に食べられたらそりゃムカつくよね。

4歳程度の子供を使った「マシュマロテスト」という実験がありますがご存じでしょうか。七、八年ほど前に初めて存在を知った時にこの話をすぐに思い出したと同時に小さい時のあさりなら秒でマシュマロ食うだろうな、とも思いました。


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