388話 留守番はコワ〜〜イ

24巻

コロナもあるし当分は無理だけど

パパが出張中なのであさり、タタミ、ママの三人でおばあちゃんの家に行こう、という話になり土曜日から九州に行くことに。子供たちが大きくなったら私もそういうのちょっとやってみたいとか思ってしまいました。

教員は大変ですね

土曜日。ママとタタミは、あさりが学校から帰ってくるのを待っています。15時の飛行機で九州のおばあちゃんの家に行くことになっていたのにあさりは13時過ぎても帰って来ません。あさりは学校で罰として居残りをさせられていたのです。ようやく帰って来ましたが家には誰もいません。ママとタタミはあさりを置いて出かけてしまったのです。

あさりが居残りさせられたのは「となりの子を泣かしたから」ならしいです。おなじみの両手にバケツで廊下、というスタイルで罰を受けてます(スカタン帽はなし)。あさりが残ってるという事は神田先生も帰れないって事よね。

誰がどう見てもお前が悪いだろと

この話、今読むとなかなかモヤモヤを感じます。

初めて読んだ時から「飛行機の時間が迫ってる事をちゃんと話せばさすがに先生も帰してくれるだろうよ」と思っていました。まだ土曜日に学校があった時代の話なわけですが午後から予定が入ってる家庭は多かったでしょうし居残りさせてた神田先生にちゃんと説明しないあさりが悪いだろと思います。

そして帰宅後、あさりは置き去りにされたことに怒りを感じ、人間としてどうなんだというレベルのひどい言葉を発します。しかしその後あさりは自分の発言を猛烈に後悔し、

「わたし悪くない。わ‥わたし。」

と、震えてますが情状酌量の余地無し。
あさりの一連の行動を見てお前いい加減にしろよと思う一方、ママに対しても四年生の女子を二泊も一人で家に放置して良いのか?とも。だからこそ結果的にあさり一人で留守番させないオチにしたのかなと思いますが。

夫もまんまとファンになりました

色々と腑に落ちない部分が目についてしまいますが、それでも留守番中にあさりが自分でラーメンを食べてるシーンがあって、それはちょっと好きです。
あさりが本を読みながらラーメンを啜る様子は行儀は悪いですがなかなかそそられます。

以前も紹介したことがあるかもしれませんが、私の大好きな地元限定の袋麺があり、これを食べる時はよくこの話を思い出します。北海道のアンテナショップなんかでも売られてるので、見かけたら是非。

私の中で一番美味しい袋麺


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